日進市 肉離れの応急処置
2017-01-05
肉離れは適切な応急処置をすることが大事
運動をしている時に突然ふくらはぎに痛みが起こって歩くこともままならないと言った経験をしたことがある方も少なくありません。
それは、足の曲げ伸ばしに伴って筋肉が伸びたり縮んだりする動きを繰り返すことで、筋力に負けて筋肉が部分断裂してしまった状態で、これを肉離れと言います。
スポーツをしている時に起こりやすくて、ふくらはぎが痛む時には下腿二頭筋の部分断裂が原因で、太ももの前が痛む場合は大腿四頭筋が部分断裂していることが原因で痛みが起こっています。
また、太ももの後側が痛む時はハムストリングと呼ばれる部位が部分断裂を起こしていると考えられます。
急に発症することが多いのですが、発症から最短で完治するには適切な応急処置を実施して、早い段階で病院や治療院などで検査・診察・治療を受けることです。
そこで、発症した際にどのような救急処置をすれば良いのかを知っておくと、落ち着いて対処できるので役立ちます。
肉離れを含めてスポーツ障害の応急処置として最も知られているのがRICE(ライス)処置で、医療機関へ行くまでの応急処置として自分でも簡単にできるものです。
ちなみに、このRICEというのはRest(休息)・Icing(冷やす)・Compression(圧迫)・Elevation(挙げる)の頭文字からこのように呼ばれているのです。
Rest(休息)ですが、無理して動くと周囲の血管・筋肉・腱などを傷つけてしまう可能性があるので、安全な場所でケガをした部位の安静を保って急激な腫れや痛みの増強を予防します。
また、必要に応じて添え木やテーピングで患部を固定することも良いです。
Icing(冷やす)ですが、痛みのある部位は炎症を起こして血管が広がり血液が集まろうとしているので、冷やして血管の拡張を最低限に抑え腫れや痛みを最小限にすることです。
ただ氷を直接患部にあてると低温やけどを起こす可能性があるので、タオルなどを使用して肌に直接当てないようにすることも必要です。
Compression(圧迫)ですが、腫れが強くなりそうな部位の内出血や腫れを予防する目的で多少強めに包帯などで圧迫します。
ただし、きつく締めすぎると血流が悪くなってしまいますし、神経まで圧迫している可能性があるので注意が必要です。
Elevation(挙げる)ですが、心臓よりも患部を高くすることで必要以上の腫れを予防できますし、腫れを軽減することができます。
クッションなどを利用して患部を心臓よりも少しでも高くなるように心がけることです。
こうした応急処置を適切に実施して、早く治療ができるかがスポーツの復帰までの期間を大きく左右することを認識しておくと良いです。
最初に行くべき医療機関は整形外科で、様々な検査をすることで骨などに異常がないか確認することができます。
ただ筋肉の部分断裂が原因なので、画像検査では肉離れなのかは分からないですが、炎症を取ることからリハビリまで治療をしてくれます。
炎症が治まり痛みが軽減されてきたら、病院以外の整体や整骨院での治療も回復や再発防止につながるので検討して見ると良いです。
日進市 肉離れの応急処置なら、「ボディバランス大樹」にお任せください。